このページでは、【 計画停電に備える 】についてお話します。
先日、関西電力さんから【 万が一の備えとしての計画停電のお知らせ 】と、いうハガキが届きました。
私は、2時間ほど停電しても我慢できるでしょう・・・
しかし、池で泳いでいる錦鯉達は、そうはいきません(泣)
暑い中、エアーポンプ、楊・循環ポンプ、強制濾過装置が止まる・・・
考えただけでゾッとしますよね(汗)
お問合せもたくさん頂いているので、高水温時の計画停電対策について考えてみましょう。
まず、ただでさえ高水温時には、水の中に酸素が融け込み難くなります。
餌の量も増えるのでより酸素を消費します。
つまり高水温時には、水の中の溶存酸素量が少なくなるという事です。
そこで、強制的な酸素補給が止まると命取りとなってしまうのです。
また、高水温時に餌の消化が2時間ほどかかると考えた場合、
消化している最中に酸欠になるとかなり危険です。
これらより、酸素補給とエサ切りは、非常に大切になってきます。
ある程度の水量がある池での酸素補給については、
■ 発電機を使い、エアーポンプだけでも使用可能にする。
■ 酸素ボンベを借りる。
等があります。
また、水量の少ない水槽やFRP水槽での酸素補給については、
■ 乾電池で動くエアーポンプを使用する。
が、オススメです。
昨年、関東で計画停電を経験された方からお話を伺ったのですが、
乾電池で動くエアーポンプは、大活躍だったそうです(笑)
その他の対策としましては、
■ 新水の量を増やす。
水道水の場合は、塩素に気をつけないといけませんが、電気とは関係のない所での対策となります。
幸い計画停電が行われる場合は、電力会社のホームページで時間が発表されます。
振り分けられたグループを確認して、日々の電気供給状況を把握しておきましょう。
秋の仕上がりが心配ですが、まずは健康第一です。
もし、計画停電が行われた場合、時間帯(朝から夕方)によって
仕事で家にいない方がとても多いと思います。
そういう場合、ご家族の助けが必要になってくると思いますので、
情報の共有をして備えるようにしましょう。
このページでは、高水温時で時間が分かる計画停電をテーマとしましたが、
高水温でない場合や、突然やってくる停電等についても機会があればお話したいと思います。