さて、新しい錦鯉を購入してあなたのお宅へ持ち帰ったとします。
その後、あなたはどの様にして新しい錦鯉を池(水槽)に放しますか?
多くの方は、水温合わせをして既存の錦鯉がいる池(水槽)に放されます。
はたして、この方法が一番良い方法なのでしょうか?
販売店の池とあなたの池(水槽)では水質が全然違います。
全然違う環境に水温合わせをしただけで放すというのは、
新しい錦鯉も既存の錦鯉もビックリしますよね。
そこで、川崎錦鯉店のオススメ対処法は、隔離槽を用意して、
既存の病気を持っていない錦鯉を2本程入れます。
そして、塩と抗菌剤を入れて薬浴します。
そうそう、隔離槽に放す前にも水温合わせを必ず行って下さいね。
塩は、水10リットルに対して50〜60gの塩という割合です。
塩が多すぎると肌が充血したり、最悪の事態も考えられますので、
分量にはくれぐれもご注意下さい。
また、抗菌剤は、観パラD(パラザン)やエルバージュなどです。
薬浴期間は、約1週間でその期間は、しっかりエサも切って下さい。
その後、徐々に新水を入れて塩と抗菌剤の濃度を下げていきます。
薬浴を1週間した後、引き続き隔離槽で2週間エサを少量ずつ与えながら飼育できればベストです。
なぜ薬浴後にすぐ混ぜないかというと、病気を持っていないかのチェック期間です。
隔離槽の錦鯉が体調を崩した場合は、原因がわかるまで、その他多くの錦鯉がいる
メイン池(水槽)に 入れるのは止めた方が良いでしょう。
以上が新しい錦鯉にも既存の錦鯉にも安全な受け入れ方法となります。
もし、隔離槽を持っていない方には、今後、調子を崩した錦鯉の薬浴用にも使えますので、
先行投資としてオススメします。
※眠り病にかかっていない錦鯉は、例外となりますのでご注意下さい。
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代表者の浅田祐二です。
川崎錦鯉店に相談して良かったと思って頂ける様に日々精進しています。お気軽にお問合せ下さい。