今回は、アオコが出た場合の除去方法についてです。
以下にいくつか代表的な対処方法をあげてみます。
1. 直射日光を遮断する。
2. いつもより多く新水を入れる。
3. 薬を散布する。
4. 殺菌灯を設置する。
5. 根本的な濾過能力を上げる。
順番に見ていきましょう。
1番は、屋根をつけたりですが、全然光が入らないのも良くないですし、
後から屋根をつけるなんて、かなり大掛かりですね・・・・
【よしず】等を池の一部に使うと風通しも良く、光りもかなり遮断できて 良いかもしれません(笑)
屋根はあるけど、光を通し過ぎるという場合は、【遮光ネット】がオススメです。
2番は、アオコが出る時期は、エサの量が増えていき、水が汚れやすいので、
水温が低い時期に比べると新水を多めにした方が良いです。
水道代が気になりますが・・・・
さらに水道水の場合は、残留塩素に気を付けて下さいね。
一度にたくさんの水を入れ替えるより、常時チョロチョロと足して、
オーバーフローで増えた分水が入れ替える方がオススメです。
続いて3番の薬を散布するです。
アオコトールや、グリーンカットが有名ですが、使用上の注意を 必ず読んで、使用して下さいね♪
エサ切りや、晴れが続くであろう日に散布、使用頻度、新水を止める等の注意事項があるはずです。
これで、アオコがずっとでなければ良いのですが、根本的な原因が 解決されていない場合は、
一時的な対策になってしまいます。
次は、4番の殺菌灯の設置です。
これは、数トン池でアオコが出る環境のお客様からとても効果があると好評です(笑)
殺菌灯設置の注意事項ですが、 殺菌灯の光を直接見てはいけないです!!
ホントに危険です!!!
目がもの凄いダメージを受けますので、絶対に直接見ないで下さい。
体にも直接殺菌灯の光りが当らない様にして下さい。
また、設置場所ですが、錦鯉に直接光りが当らないようにして下さい。
大事な錦鯉の肌が、大変な事になりますので・・・・
例えば、水路を作り、その上に設置してあげるのもオススメです。
その他に殺菌灯を設置した際の注意事項があります。
薬の中には、殺菌灯の光や日光で分解される物があります。
そこで、そういう薬を散布する際には、必ず、電源を落としてください。
付けたままだと薬の成分が分解され、薬の効き目がなくなります。
いよいよ最後となりましたが、5番の根本的な濾過能力を上げるについてです。
アオコが出る原因は、濾過能力の不足だと前回述べました。
そこで、強制濾過装置、生物濾過装置、沈殿槽などを追加して濾過能力をアップしてあげましょう。
市販の強制濾過装置や、生物濾過装置には、殺菌灯がついている物がありますので更にオススメです。
『費用面で厳しい・・・』と、言う方もしっかりとした物を作れば、
手作り濾過槽は費用も安く、高い効果が期待できます。
くれぐれも水漏れには注意してください(汗)
これらの方法が、あなたのお悩みを解消するお手伝いとなれば幸いです。
ホームページの更新情報、錦鯉飼育に関するアドバイス(メルマガ錦鯉)、イベント情報、川崎錦鯉店の最新情報をお届けします。
代表者の浅田祐二です。
川崎錦鯉店に相談して良かったと思って頂ける様に日々精進しています。お気軽にお問合せ下さい。