いつもと違う行動をしていたら・・・Part2
『いつもと違う行動をしていたら・・・Part1』の続きです。
異常な状態をいくつか述べましたが、それらの状態は、どういった原因が考えられるのでしょうか?
それでは、順番に見ていきましょう。
- 何度も体を壁の側面や、底に擦りつける。
この行動は、寄生虫が付いている場合に頻繁に見られます。
- 何度も飛び跳ねている。
この行動は、寄生虫が付いている時や、錦鯉の移動による環境が変化した場合に見られます。
例えば、広い池から水槽に入れた時など。
- 日中でも池底の隅にかたまって動かない。
水温が高い時期にこの様な状態だと、病気にかかっていたり、水質が悪化していたりします。
- 水上に向かって口をパクパク開いている。
酸欠状態です。 早急に酸素補給をしてあげましょう!
また、酸素補給が十分でこの様な行動をしていれば、エラに何らかの菌がついて
酸欠になっている可能性があります。
- 他の錦鯉は、エサを食べているに食べに来ない日が続く(食欲がない)。
内臓不良や、病気を疑います。
- 目が飛び出ている。
エサの量が多すぎて、内臓の調子が悪化した場合によく見られます。
- 鱗が浮いている。
イカリムシが鱗の下に寄生していたり、エロモナス菌に感染していたり、打撲した場合にもみられます。
- 艶がない。
ヌルミが無く、粘膜の分泌が上手くいってない場合です。
ヌルミが無いと菌が付きやすく、病気にもなりやすいです。
- 太っているのに背筋が細い。
内臓障害が考えられます。
- ずっと群れから離れている。
何らかの病気にかかっている可能性があり、その他の錦鯉が同じような状態にならない様に、
おかしな所は無いか良く観察して下さい。
調子が悪い時に、あなたの大切な錦鯉達が、あなたへ向けて発信している小さなサインを見逃さずに、
早期に発見してあげましょう!!